自分がバイセクシャルと認識するタイミングと判断する方法
近年、LGBTQ+という言葉を聞く機会も増えて、さまざまな性自認が認知されてきています。
そんな中で、「私ももしかしたらバイセクシャルかもしれない」と感じる方もいるのではないでしょうか?
しかし、周りに同じような性自認をしている方がいない場合、自分がバイセクシャルか自認していいのか、そうではないのか迷ってしまうということもあるようです。
そこで今回は、自分のことをバイセクシャルと認識している方はどのようなタイミングでそう感じたのか、自分がバイセクシャルかどうか判断する方法について見ていきましょう。
自分がバイセクシャルだと認識するタイミング
では実際に、現在性自認をバイセクシャルだと感じている方は、どのように自分の性自認を判断したのでしょうか?
そこで今回は、自分がバイセクシャルだと気付いたタイミングについて見ていきましょう。
異性に対しても同性に対しても恋愛感情を抱いた
バイセクシャルだと認識するきっかけとして最も多いのは、異性に対しても同性に対しても恋愛感情を抱いた時のようです。
元々ストレートだと思っていた方の中でも、同性の友達だと思っていた人に対して友達以上の感情を抱いていることに気付いて、バイセクシャルだと自認するケースは多くあります。
また、元々性別に囚われずに人のことを好きになっていたけれども、バイセクシャルという言葉を知らず、LGBTQ+の話題が増えることによって気付いたという方もいます。
バイセクシャルの方の発信に共感した時
最近は、さまざまな性自認を持っている方が、自分の感じていることや恋愛感情について積極的に発信をすることが増えました。
その中で、バイセクシャルの方が発信している内容に強く共感できたことによって、「私はバイセクシャルなのかもしれない」と判断している方もいるようです。
特にSNSが発達したこの時代では、自分が求めている情報を簡単に手に入れることができます。
そのため、バイセクシャルかもしれないと思ったタイミングでいろいろな方の意見を見て、バイセクシャルだと判断することもあるでしょう。
ストレートの方の会話に違和感を感じた時
ストレートの方の場合、「同性同士で恋人になるイメージが湧かない」という方もいるでしょう。
そのような会話の中で、「自分の感覚とは違う」「何となく違和感がある」という気付きから、バイセクシャルかもしれないと思う方もいるようです。
自分がバイセクシャルだと判断する方法
では、自分がバイセクシャルだと判断するにはどのようなことを考えればいいのでしょうか?
そこでここからは、バイセクシャルだと判断する際に必要なことについて見ていきましょう。
男性にも女性にも性的魅力を感じる
バイセクシャルの方は、男性も女性も好きになる性自認のことです。
そのため、この2つの性別を自認している方に対して恋愛感情や性的魅力を感じるという方の場合、バイセクシャルである可能性が高いと言えます。
これまでに男性とも女性とも付き合ったことがある、両方の性を好きになったことがあるという方は、バイセクシャルかもしれません。
まだ実際に告白をしたり、付き合ったという形に残る結果がないとしても、どちらの性に対しても友達以上の好意を感じるという場合には、バイセクシャルであると判断することができるでしょう。
好きになった方が好きだと感じている
バイセクシャルの方の場合、男性的な魅力にも女性的な魅力にも惹かれると思う方がいる一方、恋愛に性別は関係ないと考えている方もいます。
つまり、自分が恋愛感情を抱くのに、性別や性自認は関係なく、好きになった人が好きだと感じているということです。
そのような場合、バイセクシャルである可能性があると言えます。
ただ、このような方は相手の性別を意識しないパンセクシャルに当てはまることも考えられます。
しかし、現在はまだ多様化する性自認に時代が追いついておらず、理解できていない方も多くいます。
そのため、パンセクシャルの方の中にも、バイセクシャルと名乗っている方はいるようです。
まとめ
いかがでしたか?
現在、自分のことをバイセクシャルと認識している方の中には、あるきっかけによって性自認が変わったという方もいれば、自分がどのような状態なのか理解することができずに混乱したり、どちらの性が好きなのか迷ってしまうという方もいるようです。
そのため、今「自分はバイセクシャルかもしれない」「自分の性自認が分からない」と感じている方も、焦って判断する必要はありません。
その上、性自認はその時の自分の状態や考え方、環境によって変わることもあります。
まずは自分が今こうしたいと思う感情に従って行動して、大切な人との時間を大切に過ごすといいでしょう。
その中で自分がしっくりくる性自認を探してみてくださいね。