バイセクシャルの恋愛事情にはどのような特徴がある?恋愛に踏み込めない理由は?
バイセクシャルの方は、男性と女性が恋愛の対象となります。
そのため、どのように恋愛をするのか分からないという方もいるようです。
そこで今回は、バイセクシャルの方の恋愛事情と、なかなか恋愛に踏み込めないと感じる理由について見ていきましょう。
バイセクシャルの恋愛の特徴
ではここからは、バイセクシャルの恋愛の特徴について見ていきましょう。
性別に関係なくその人を好きになる
バイセクシャルの方は、「男性だから」「女性だから」という性別によって好きになるわけではありません。
性別に関係なく、その人だから相手を好きになるのです。
男性も女性も好きになるということは、恋愛対象が広いと思われがちですが、そうではありません。
その人のことを知り、好きになったという点はストレートの方や他のセクシュアリティの方と全く変わりません。
パートナーがいてもバイセクシャルでなくなるわけではない
バイセクシャルの方の中には、異性の恋人ができることがあれば、同性の恋人ができるというケースもあります。
しかし、異性の恋人がいるからストレート、同性の恋人がいるからレズビアンやゲイになるということはありません。
そのことを理解することが重要です。
バイセクシャルは1つのセクシュアリティであり、どちらの恋人がいてもバイセクシャルではなくなるわけではありません。
結婚する方もしない方もいる
バイセクシャルの方に対して、最終的には異性と結婚すると思っている方もいます。
しかし、バイセクシャルの方の中には異性と結婚する方もいれば、同性との事実婚を選ぶ方もいます。
また、自分の選択の中で結婚を選ばないという方もいます。
この点も、ストレートの方と同じです。
バイセクシャルの方が恋愛できないと思う理由
バイセクシャルの方の中には、なかなか恋愛できないと思っている方もいるようです。
ではどのような点に対して不安を抱くのでしょうか?
セクシュアリティが理解されるか分からない
バイセクシャルの方の中には、自分が好きな相手にセクシュアリティを理解してもらえるのか分からないと不安に感じている方が多くいるようです。
ストレートの方はもちろんですが、LGBTQ+の方の中にもバイセクシャルに対して偏見や差別意識を持っている方もいます。
しかし、徐々にLGBTQ+に対する認知が高まる中、多様なセクシュアリティに対する理解も深まってきています。
そのため、自分がカミングアウトすることによって、理解してくれる人はどこかにいるでしょう。
2つの性を好きになる自分が受け入れられない
バイセクシャルの方の中には、元々ストレートやレズ、ゲイと思っていたけれども、徐々に異なる性に対しても恋愛感情を抱くことに気付いたという方も多くいます。
そのような方の中には、なかなか2つの性を好きな自分を受け入れることができず、どちらの方が自分なのか分からないと感じる方もいるようです。
そのような場合、まずは自分のセクシュアリティに対して見つめ直してみることをおすすめします。
どちらの性を好きになったとしても、自分が自分であることには変わりありません。
まずは自分のことを愛することから始めてみると、そんな自分を好きになってくれる人と出会えるかもしれません。
どちらの性の方と恋愛をするか迷っている
バイセクシャルの方の中には、恋人がいない時期に次の恋人が男性になるのか女性になるのか分からないと感じている方もいるでしょう。
男性には男性の魅力、女性には女性の魅力があり、どちらに惹かれるのかはその時によって異なります。
しかし、その時に自分が自分に必要な相手と一緒にいるということは変わりません。
そのため、自分の心のままに生きてみるといいでしょう。
相手の探し方が分からない
バイセクシャルの方の中には、「どのように相手を探したらいいか分からない」と感じている方もいるようです。
しかし、現在はLGBTQ+の方向けのイベントも多く開催されていますし、LGBTQ+の項目が用意されているマッチングアプリも多くなっています。
そのため、より手軽に多様なセクシュアリティに理解のある方と出会うこともできるでしょう。
以前に比べると少しずつバイセクシャルに関する認知も高まっているので、自信を持って行動することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
バイセクシャルの方は2つの性を好きになるというセクシュアリティです。
そのため、ストレートの方とは異なる恋愛をするのではないかと不安に感じるという方もいるようです。
しかし、セクシュアリティが違っても、恋愛の仕方や感じる方はストレートの方とほとんど変わりません。
まずは自分の恋愛趣向を理解して、恋愛に進むようにするといいでしょう。
結婚に関しても自分の選択次第なので、自分の素直な気持ちに従って進むことをおすすめします。