「予定わかったら連絡する」で連絡は来ない? 社交辞令ではないケースとの違い
友人や気になる異性を食事や飲み会、遊びに誘った時に、「予定わかったら連絡するね」と言われたことがある人も多いのではないでしょうか?
しかし、実際に後日連絡が来るケースもありますが、多くの場合はいつまで経っても連絡が来なかったりします。
そのセリフを言われた方は、「これはどっちの意味で言っているのだろう?」と困惑してしまうものです。
この記事では、そんな「予定わかったら連絡する」で連絡は来ないケースと社交辞令ではないケースとの違いについて解説していきたいと思います。
誘った際にYESまたはNOの答えを言われるケース
一般的には、食事など誘った場合は「YES」か「NO」のどちらかで返事をしますよね。
YESの場合
「ご飯?いいね。いつ行く?」
「食事かー、良いけど何食べに行くの?」
「ご飯行きたーい。いつにいます?」
このように、快くYESと答えてくれる場合は、確実に自身に対して好意を持ってくれていると判断できます。
NOの場合
食事などの誘いを断るケースでは、以下のような断り方が多くなります。
「ごめん!土曜日は予定が入っちゃってるんだよね。」
「んー、なんか行く気分じゃないから今回はいいや」
「最近忙しくてちょっと無理かもです」
このように返事をされた場合には、食い下がらずに諦めた方が良いといえるでしょう。
誘った際にYESまたはNO以外の返事をする人も多い
前述したように、「YES」か「NO」の返事をしてくれれば誘った方もわかりやすくて良いのですが、人によってはどちらでもない返事をするケースもあります。
「そしたら、予定わかったら連絡するね」
「行けたら行きます」
「今忙しいから落ち着いたら連絡するね」
このように、YESでもなくNOでもない返事をすることも多く、誘った方とすれば「結局行くの?行かないの?」とモヤモヤしてしまいますよね。
「予定わかったら連絡する」は社交辞令?
結論から先に言えば、かなりの確率で「予定わかったら連絡する」は社交辞令となります。
「行く気はないけどはっきりと断るのは気まずいからはぐらかす」といった意図があるケースがほとんどです。
こうした返事をしておけば、相手から再び誘われない限りはYESとNOのどちらかを選択しなくても良いですし、再び誘われた時には、「ごめんなさい、その日予定入ってました」と断ればOKとなります。
要するに、行かないつもりではあるものの、断って相手に嫌悪感を持たれるのを避けるために「保留」という返事にしているわけです。
それゆえに、もしも食事などを誘って「予定わかったら連絡する」と言われたならば、「行かないということね」と理解しておいた方が良いでしょう。
ただし後日本当に連絡があるケースもある
前述した通り、基本的には「予定わかったら連絡する」は社交辞令となりますが、例外もあります。
「遅くなってごめんね。誘ってもらった件なんだけど、予定空いてたからいけるよ」
「この前誘ってもらった件なんですけど、予定入ってました。また違う機会に誘ってください」
このように、しっかりと後日連絡をくれるパターンもあるのです。
後日連絡をくれる場合は、もしも「行けない」という答えだったとしても一定以上の好意は持ってくれている可能性が高いため、違う機会に誘っても良いといえるでしょう。
社交辞令とそうではないケースの違い
「予定わかったら連絡する」と言われた際の本気度については、相手の表情や声のトーンで判断することができます。
例えば、「すみません。予定わかったら連絡しますね」低いトーンで表情もあまり変わらずに返事をするようならば、高確率で「行きたくない」といった意図があるとわかります。
しかし、テンションが一段階上がったり、予定がわからないことに悔しがるような表情をしていたり、声のトーンが高買ったりした場合は、「行きたいけど予定がわからず今すぐ返事ができない」といったポジティブな意図となります。
コミュニケーション能力が高かったり、営業経験が豊富だったりすると、「行きたくないけど行きたい雰囲気を醸し出しながら保留にする」といったケースもありますが、大抵はその声のトーンや表情で社交辞令かどうかが判断できるはずです。
まとめ
今回は、「予定わかったら連絡する」で連絡は来ないケースと社交辞令ではないケースとの違いについて解説してきました。
誰しもが友人や気になる異性を誘った際に「予定わかったら連絡する」と返事されたことがあるかと思います。
社交辞令で本当は行きたくないのか、それとも本当に予定がわからずその場で答えられないだけなのかを判断するのは難しいものです。