うつ病になる前の生活
鬱を経験し、回復してきている経験談を通して、これを読んでくださる皆様に何か伝えることができていたら大変嬉しいです。そんな想いからスタートしています。
まず今後に活かしていく為には、原因をはっきりさせることです。当然ですよね!
鬱になる前から触れていきます。
もともとわたしは小さい頃から、人から嫌われないようにやり過ごすタイプでした。
社会人になってからも、仕事を頼まれたときは、何らかプラスアルファをしたいと考えていました。そうしたら嫌われないですよね。
たとえば自分ではかなり必至に完成させた成果物でも、他の人からしたら普通にこの位できるんだと、思われることがありました。実は、この違いが長い間継続すると、自分と周りとのギャップが生じて、過度な期待をされている感覚に陥ります。今からすると、危険な兆候でした。
どんなにやってもさらに上を求められている、、、えもいわれぬ不安ばかりが増していきます。つねに自分の実力を超えている世界にいるようです。
ちょうど人手も足りない頃で、元々めったに休暇をとらない勤怠の上に、休日出勤が少しずつ発生してきました。仕事の範囲も広がり、要求される質もレベルも上がっていきました。管理職でその状態ですので、スタッフの教育もしていかないと、さらに自分が苦しくなるのは目に見えて分かる状況でした。火だるになって業務遂行です。
いま振り返ると、仕事を踏ん張ってした期間は4年くらい。その内後半2年くらいは月の休みが数日あるかない程度でした。専ら社内勤務の仕事でお昼休憩した記憶もほぼありません。食べたらすぐ業務開始です。
自分を過信していましたので、もっとやれるはずの一辺倒でした。打ち合わせは平日、実際の業務は早朝と休日でした。電車の行き帰りも書類をチェックしたりして、仕事以外の余暇時間を気にしていませんでした。家族からは仕事が好きなのねと頻繁に言われていたのを思い出します。
【当時の自分の性格】
・・・いまでも残っている傾向はあります。
※ものすごく心配性
※完璧主義・・・完璧にはできていませんけど。
※嫌われないように行動
※もしこうだったら、、、と気にしすぎ。先の先の先まで・・・妄想ですね。
※人から頼まれるとNOと言えない