高校生で若白髪になってしまう原因とは?増やさないためにできること
ある日家族や友人から「白髪がある」と言われたり、鏡でヘアセットをしている時に自身で白髪に気づいたりすることもあるでしょう。
30代を過ぎて白髪が生えてくるのは自然なことですが、高校生で白髪を発見すると、ショックを受けてしまいますよね。
若白髪という言葉は知っていたとしても、まさか10代で白髪が生えるとは思ってもみなかった人も多いはずです。
この記事では、そんな「高校生で若白髪になってしまう原因と増やさないためにできること」について解説していきたいと思います。
高校生で若白髪になってしまう原因
それではまず、10代で白髪になってしまう原因を挙げていきましょう。
遺伝
高校生年代で白髪になるケースで最も多い原因が、「遺伝」です。
両親のどちらかでも若い時から白髪であった時には、子どもも若白髪が生えてくる可能性が高まります。
遺伝によって髪を黒くするメラニン色素が髪自体に取り込まれにくいため、若白髪になってしまうのです。
ストレス
若白髪は遺伝以外にも原因は考えられます。
遺伝の次に多いとされているのが、「ストレス」です。
昔から高校生年代の子どもはストレスを感じやすい環境で暮らしている人が多いとされています。
・受験など勉強面の不安
・友人や先生などとの人間関係のストレス
・親との関係性の変化によるストレス
・失恋や片思いのストレス
・社会に対する不満
・子ども扱いされるストレス
このようなストレスは若白髪の原因となります。
食生活の乱れ
高校生に限らずですが、食生活は少し油断しただけで乱れてしまいがちです。
ポテトチップスやチョコレートなどのお菓子、ラーメン、焼肉など、栄養面を考えずに美味しいからと食べ過ぎてしまう生活を繰り返していると、体は糖分や油分、添加物などを排出させるために多くのミネラルを消費させなければなりません。
ミネラルが不足すると、髪を黒くしてくれるメラニンの生成力が弱まってしまいますい、若白髪が生えやすくなるのです。
睡眠の質の低下
現代の高校生はかなり睡眠の質が低くなっています。
その大きな要因となっているのが、「スマホ」です。
内閣府が発表した調査結果では、高校生の97.9%がスマホを利用していて、平日に約4時間もネットと繋がっているようです。
3人に1人は5時間以上スマホに依存しているというから驚きです。
スマホ画面からはブルーライトが発せられていて、メラトニンの分泌を抑制してしまいます。
メラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれるほど睡眠に欠かせないものなので、その物質の分泌が抑制されることで睡眠の質が下がってしまうわけです。
また、スマホでYouTubeを見たりゲームに興じたりすることで交感神経が優位になり、こちらも睡眠の質の低下に繋がります。
白髪を増やさないためにできること
前述した「若白髪の原因」を理解できれば、白髪を増やさないためにすべきことが見えてきますよね。
ストレスを溜めすぎず定期的に発散をする
ストレスは溜めない工夫もできますが、発散する工夫もできます。
自分の考え方を変える「情動焦点型」は、「自分の将来のために叱ってくれているんだ」といったようにポジティブに捉えることでストレス自体を少なくする工夫です。
これに対して「ストレス解消型」は、その名の通り溜まったストレスを様々な方法で発散させる手段となります。
前者はなかなか難しい方法ですが、後者は意識すれば容易に行うことができます。
定期的にカラオケに行っても良いですし、買い物や運動、仲の良い友人とのお喋りなど、ストレスが発散できることを積極的に行うのです。
食生活の乱れを正し栄養ある食事を心がける
食生活の乱れは、自身でも気が付いているケースがほとんどです。
しかし、なかなか自分の意志で改善することが難しい問題でもあります。
そのため、母親などの家族に協力してもらい、お菓子や脂っこい食事を食べ過ぎないように監視してもらうのがおすすめです。
例えばお菓子の保管場所を自分の知らない場所に変えてもらうといった方法も非常に有効でしょう。
栄養ある食事に関しても、出された食事を好き嫌いなく食べきることができれば、最低限の栄養は摂取できるはずです。
食生活を正すだけで、若白髪が増える可能性をかなり小さくできるはずです。
スマホの使用時間を減らし睡眠の質を上げる
スマホに関しては、最近ではスマホを強制的に使えなくするボックスなどが販売されているので、そうしたアイテムを使用するのもおすすめです。
特に20時から4~5時間でも使えないように設定しておけば、入眠前にスマホをいじる習慣も直せるはずです。
まとめ
今回は、「高校生で若白髪になってしまう原因と増やさないためにできること」について解説してきました。
若白髪の原因は遺伝もありますが、それ以外の生活環境にも原因があります。
是非そうした原因を少しずつ改善し、若白髪になってしまうリスクを軽減していきましょう。