「歳の差婚は気持ち悪い!」という意見が出てくる理由と後悔しないためのポイント
一般的には同じような年代の方と結婚する方が多い今、「歳の差婚は気持ち悪い」といった意見をもっている方もいます。
そのため、実際に歳の差のある方と結婚している方や、現在結婚を前提にお付き合いしている方の中には、「このままでいいのかな」「どうして自分はこのように見られているんだろう」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、歳の差婚は気持ち悪いという意見が出てくる理由と、後悔しないためのポイントについて見ていきましょう。
歳の差婚は気持ち悪いと言われる理由
歳の差婚と言われる年齢差には明確な定義はありませんが、一般的には10個程度の歳の差を指すことが多いです。
誰に迷惑をかけるわけではなく、ただお互いに大切に思う人と結婚しただけなのに、気持ち悪いと言われてしまうのは不思議ですよね。
そこでここからは、歳の差婚は気持ち悪いと言われてしまう理由について詳しく見ていきましょう。
犯罪のように見えてしまう
かなり歳の離れた人を恋愛対象にしていると、「ロリコン」「ショタコン」といったイメージを抱いてしまう方もいます。
実際に10歳の歳の差があった場合、年上の方が20歳だった時には、年下の方は10歳なので小学生ということになります。
このように考えると、犯罪のように見えてしまう方もいるようです。
そのことから、歳の差が離れていると気持ち悪いという印象が鮮明になっていることが考えられます。
親子を連想させてしまう
歳の差婚を連想する時には、最も身近な家族である親を想像してしまう方もいるでしょう。
親を恋愛対象として見ることはできないので、親と同じ世代の方と若い人が付き合っていると想像した時に、気持ち悪いという感覚が先行してしまうことはあるようです。
歳が離れた人同士がイチャイチャするのはイメージできない
夫婦やカップルというとただ生活をするだけではなく、イチャイチャしたりすることもあります。
しかし、年の離れた人とそのような行為を行うこと自体が想像できないという方も多くいます。
人は自分が想像できないものに対して不安感や嫌悪感を感じる傾向があるため、気持ち悪いという意見が出てしまうと予想されます。
子どもや老後のことを考えてしまう
普段は結婚するとなった時には、真っ先に祝福の気持ちが出てくることが多いでしょう。
しかし、歳の差婚の場合は「子どもを産んだとしても成人する時にはかなり歳をとっている」「早い段階から相手の介護を行わなければいけないのではないか」といった不安が先に出てしまうこともあるようです。
もちろん本人たちの問題で、他人が口を出すことではないのですが、どうしてもそのイメージの方が勝手に出てきてしまいます。
年上が年下を丸め込んだように見える
歳の差婚は、お互いに好意があって結婚に至っている方が大半です。
しかし、年上の方が年下の方を丸め込んでいるというイメージを抱かれる方もいます。
このようなイメージになってしまうのは、年上の方が人生経験が豊富だからそうできる能力をもっていると考えられているからです。
同世代から相手にされない人だと感じる
歳の差婚をした方に対して、同世代から相手にされなかったからかなり歳の違った人が恋愛対象になったのではないかといった見方をする方もいます。
もちろん違う方もいると思いますが、実際に適齢期に周りの人が結婚していって、取り残されてしまったから年下の人が恋愛対象になったという方もいるのが事実です。
年下を恋愛対象として選ぶのは、それだけ精神年齢が低いからという意見もあることから、歳の差婚は否定的な印象を抱かれてしまう傾向があります。
歳の差婚で後悔しないためのポイント
歳の差婚は気持ち悪いというイメージをもたれる方もいますが、実際に結婚したことによって幸せな日常を送っている方も多数います。
しかし、中には「思っていたような結婚生活じゃなかった」と後悔している方もいるようです。
そこでここからは、歳の差婚で後悔しないためのポイントについて詳しく見ていきましょう。
周囲から好奇の目に晒されることもある
歳の差婚に対しての考え方は、人によって異なります。
中には、歳の差婚を気持ち悪いと考える方もいるため、そのような方からは好奇の目に晒されてしまう可能性もあります。
そのため、直接批判的な意見を伝えてくる方もいますし、何となく違和感のあるような視線に晒されることもあるでしょう。
そのことは事前に覚悟しておく必要があります。
特に身近である家族にも否定される可能性もあるので、きちんと説得するために準備しておいた方がよいでしょう。
常に対等な関係を意識しておく
歳の差があることによって、生きてきた時代も考え方も大きく異なります。
そのため、どうしても対等な関係を築くことができずに、自然とでてしまった上下関係に苦しんだという夫婦もいます。
当たり前に生活をしていると、勝手に対等ではない状態になる可能性があるため、お互いに意識して対等な状態を維持できるように努力する必要があるでしょう。
同世代の異性と比べない
同世代の方であれば同じような時代を生きてきているので、自然と話題が合うこともあります。
そのため、どうしても何か夫婦間でトラブルが起きてしまった時に、同世代の異性と比較してしまうこともあるでしょう。
どちらの選択にもメリット・デメリットがあるため、周囲の人と比較せずにその人自身と向き合うようにすることが大切です。
相手の世代のことにも興味をもつ
歳の差があると、青春時代に流行った音楽やドラマも違いますし、生きてきた時代も全く異なります。
そのため、話をしていてもお互いにジェネレーションギャップが発生してしまう可能性もあります。
ただ自分の当たり前を相手に押し付けていても、お互いに分かり合うことはできないので、まずは相手の世代のことに興味を持って行動することが大切です。
それぞれの経験や価値観を共有することができれば、より楽しむことができるでしょう。
歳の差婚のよい部分を意識的に見る
何かトラブルが起きてしまった時には、どうしても「歳の差」が問題だと考えてしまうこともあります。
しかし、実はその問題を紐解いていくと、歳の差があるから起きている問題ではなく、実は通常の夫婦でも同じような問題が発生している可能性もあります。
どうしても歳の差という点がフォーカスされやすい分、そこがよくも悪くも大きく作用していると考えがちです。
ただ、実はただの問題であって歳の差婚が要因ではないケースも多数あると思うので、分離して考えた方がよいでしょう。
また、歳の差婚のよい部分を意識的に見ることによって、より今の現状に対して肯定的になれるのかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
歳の差婚をしている方に対して、気持ち悪いといったイメージを持つ方もいます。
歳の差が離れていることを受け入れられない方が多いため、好意的に見てくれる方も少ないという現状があります。
しかし、実際に歳の差婚をして幸せな生活を送っている方も多数います。
世代が違う分、他のカップルとは違う点を意識してお互いの関係性を築くために、後悔しないように常にアップデートしながら生きることが重要です。
周りの目を気にせず、大切な人との時間を重視して過ごしましょう。