ヤンデレって一体何?ヤンデレの8つのタイプと特徴|ヤンデレはモテるって本当?
SNSや雑誌などでヤンデレという言葉を見ることも多くなりました。
何となくイメージはつくけれども、実際にはどのような人のことを指すのか、理解していない方もいるでしょう。
ヤンデレには8つの特徴があり、アニメなどにもさまざまなタイプのヤンデレが登場することがあります。
その上、ヤンデレキャラは一定の人気があり、恋愛面でいうとモテると考える方もいます。
そこで今回は、ヤンデレの特徴と8つのタイプ、そして恋愛面におけるメリットについて見ていきましょう。
- ヤンデレって一体何?ヤンデレの8つのタイプと特徴|ヤンデレはモテるって本当?
ヤンデレとは一体何?
ヤンデレとは、「病む」と「デレ」という2つの言葉を掛け合わせてできた言葉です。
好きな人への愛情が強いのですが、その気持ちが講じて情緒不安定になってしまう人のことを指します。
基本的には相手に対して強い好意があるので害を与えることはありませんが、自分が持っている愛情が返ってこないとよけいに不安定になって、極端な行動をとってしまうこともあるようです。
ヤンデレとメンヘラとの違い
ヤンデレと似た言葉に、メンヘラがあります。
メンヘラとは、メンタルヘルスを略してできた言葉で、情緒不安定な人のことを指しています。
ヤンデレとメンヘラの1番の違いは、相手に対する愛情です。
ヤンデレは好きな人に対する好意が強くて情緒不安定になるのに対して、メンヘラは不特定多数からの愛情を求める傾向があります。
つまり、メンヘラの人は自分の不足分を満たすために行動していますが、ヤンデレは相手のために行動すればするほど沼にはまってしまうということです。
ヤンデレの特徴
では実際にヤンデレとはどのような人のことを指すのでしょうか?
ここからは、ヤンデレがよく行う行動や特徴について詳しく見ていきましょう。
- 好きな人のいいなりになってしまう
- 愛情表現をよく行う
- 好きな人に対する行動が違う
- 好きな人ができると雰囲気が変わる
- 独占欲が強い
- 返信が遅いと不安になる
- 好きな人のSNSを監視する
- 別れると恋人を嫌いになる
好きな人のいいなりになってしまう
ヤンデレは好きな人に嫌われたくないという気持ちがかなり強いです。
そのため、できるだけ相手の要望を満たすために、いいなりになってしまうことが多くあります。
実際に好きな人や恋人から「会いたい」と言われると、何時でもどこにいても向かってしまう方もいます。
このような行動を行うことで、都合のいい女になってしまってよけいに情緒不安定になることもあります。
愛情表現をよく行う
ヤンデレは自分の中にある愛情を心の中にとどめておくことができない方が多いです。
そのため、頻繁に愛情表現をする人が多いです。
好きという気持ちを伝えたり、なんでもない日にプレゼントを渡すこともあります。
それ以外にも、頻繁に連絡を行ったり、会えない時間にはつらいと伝えてくることもあるようです。
好きな人に対する行動が違う
ヤンデレは、自分が好きな人以外には興味がありません。
そのため、友達と恋人では態度が全く違うということも多いです。
表情や態度に出すこともありますし、友達と遊んでいても恋人との連絡を常にチェックしていたり、約束をすっぽかして恋人に会いに行くなんてこともあります。
そのため、周囲の人からは感じが悪いという印象を抱かれることも多いようです。
好きな人ができると雰囲気が変わる
ヤンデレは好きな人や恋人からの愛情をすべて受けたいと考えています。
そのため、相手の好みに合わせてファッションやメイク、趣味などが変わることが多いです。
ヤンデレの傾向がある方の雰囲気が変わった時には、新たに好きな人ができたと判断できるでしょう。
独占欲が強い
ヤンデレは相手のことが好きすぎるあまり、自分の行動を制限することができなくなってしまいます。
そのため、独占欲が強く働いて相手の行動を制限したり、異性との交友関係にやきもちを妬いて束縛することも多くあります。
返信が遅いと不安になる
ヤンデレは愛情が強すぎるあまり、相手からの連絡の返信が返ってこないと不安になってしまうことがあります。
待っている時間にいろいろなことを考えすぎてしまい、情緒不安定になる方もいます。頻繁に連絡をしてくる人も多いです。
好きな人のSNSを監視する
ヤンデレは愛情が強いため、相手のことをすべて知りたいと思う傾向があります。
そのため、好きな人や恋人のSNSを常にチェックして、相手のことを研究しようとする方もいます。
また、相手の行動をすべて知るために、このような行動をする人もいるようです。
ただ、SNSを見ると不安になる情報を得てしまうこともあるので、そのことによって情緒不安定になることが増えます。
別れると恋人を嫌いになる
ヤンデレは好意がある間はその人のことを優先して行動します。
しかし、相手と別れたりフラれてしまうと、大きすぎる愛情が憎しみに変わって極端に嫌う傾向があります。
こうしないと、それまでの自分の気持ちを清算することができないのです。
ヤンデレの8つのタイプ
ヤンデレと一言でいっても、実はさまざまな種類があります。
それを大きく分けると、8つのタイプに分類することができます。
そこでここからは、ヤンデレの8つのタイプとその特徴について見ていきましょう。
- 好きな人と常につながりたい「依存タイプ」
- 好きな人を独り占めしたい「独占タイプ」
- 1人で被害妄想を膨らませる「妄想タイプ」
- 相手の意見をすべて聞き入れる「崇拝タイプ」
- 愛しているか図る「攻撃タイプ」
- 2人だけの世界を好む「他者排除タイプ」
- 常に行動を監視する「ストーカータイプ」
- 不安定な気持ちを溜め込む「無害タイプ」
好きな人と常につながりたい「依存タイプ」
依存タイプは、相手と常に一緒にいたいと思うヤンデレです。
好きな人ができると、自分の時間を削ってでも相手と一緒にいれるようにしたり、頻繁に連絡をとる傾向があります。
依存タイプは、少しでも連絡がとれない時間があると病んでしまったり、悩んでしまうことがあります。
好きな人を独り占めしたい「独占タイプ」
独占タイプとは、好きな人のことを独り占めにしたいと思うヤンデレです。
相手を自分だけのものにしたいと思うので、異性の交友関係を嫌ったり、行動を制限して束縛をすることがあります。
自分が相手のことを思うのと同じように、好きな人や恋人にも自分のことだけを見ていてほしいと望む傾向があります。
1人で被害妄想を膨らませる「妄想タイプ」
妄想タイプとは、1人で相手との妄想をふくらませてネガティブな思考になってしまうヤンデレのことです。
会っていない時にも1人でさまざまなことを考えてしまい、「もしかしたら相手は自分のことを嫌いなのかもしれない」「きっとあえて未読無視をしているんだ」などとネガティブな発想ばかりになってしまうこともあります。
そのため、何もしていない時に情緒不安定になることが多いです。
相手の意見をすべて聞き入れる「崇拝タイプ」
崇拝タイプとは、好きな相手がすべて正しいと信じて崇拝してしまうヤンデレのことを指します。
自然と相手との間に主従関係ができてしまい、好きな人のいうことはすべて聞き入れてしまう傾向があります。
自分の意見を持つのが苦手な方が多く、相手の意見をすべて聞くのが愛情表現だと思っている人もいます。
愛しているか図る「攻撃タイプ」
攻撃タイプとは、相手からの愛情を図るために攻撃してしまうヤンデレのことを指します。
攻撃的な態度や行動を行うからといって、嫌いなわけではありません。
好きな気持ちが強すぎるがあまり、その気持ちが裏目に出て相手のことを責めてしまったり、嫌われるような行動をしてしまうことがあります。
2人だけの世界を好む「他者排除タイプ」
他者排除タイプとは、他の人の存在を排除することによって自分への愛情を向けさせるヤンデレのことを指します。
友達や家族と仲良くすることに対して否定的な態度をとることによって、自然と疎遠にするように働きます。
そして、好きなひとを孤立させることによって、自分だけを見てもらえる環境を作る傾向があります。
常に行動を監視する「ストーカータイプ」
ストーカータイプとは、相手の行動をすべて把握しようとするヤンデレのことを指します。
常にどこにいるのか聞いて連絡をさせたり、GPSを入れて監視しようとする傾向があります。
また、マメにSNSをチェックして、自分が知らない行動をなくそうと行動する方もいます。
不安定な気持ちを溜め込む「無害タイプ」
無害タイプとは、愛情の強さ故に不安定な気持ちになっているものの、それを自分の中にかくして相手に伝わる行動を行わないヤンデレのことを指します。
一見無害に見えるので、ヤンデレと気づかれないことも多いでしょう。
しかし、自分の中にネガティブな感情をたくさん溜め込んでしまうと、急に感情が爆発してしまうことがあります。
溜め込んでいる分、爆発した時には想像できない行動をとることもあるようです。
ヤンデレがモテる理由
ヤンデレはアニメでも多く登場するほど、人気があります。
実際にヤンデレの方はモテる方も多いです。では、どうしてヤンデレはモテるのでしょうか?
愛情表現をしてくれるのが嬉しい
ヤンデレはさまざまな方法で相手への愛情表現を行います。
それが嬉しいという方は多いです。
日本人は愛情表現をするのが苦手な方が多く、好きな気持ちを伝えられない方もいるでしょう。
そのため、100%で気持ちをストレートに伝えてきてくれるヤンデレに愛情を抱く方もいます。
一途で浮気の心配がない
ヤンデレが恋愛をすると、常に好きな人のことで頭がいっぱいになります。
そのため、一途に愛されていることが幸せだと感じる方も多いです。
好きな人1人に対しての愛情が大きいので、浮気の心配をしなくてもよくて安心だと思う方もいます。
ギャップが可愛い
ヤンデレは素直に愛情表現をしてきたと思えば、自分のことで悩んで病むこともあります。
このギャップを可愛いと思う方もいます。
病んでいる時にも、好きな人のことで頭がいっぱいなので、そのことが嬉しいと感じることもあるでしょう。
恋人がヤンデレだった時の対処方法
ヤンデレは愛情が大きくなればなるほど、情緒不安定になってしまう傾向があります。
そのため、恋人がヤンデレだとどう扱ったらいいのか分からないと感じることもあるでしょう。
そこでここからは、ヤンデレの恋人に対する接し方をご紹介していきます。
相手の愛情を受け止める
ヤンデレは愛情がありすぎることによって、病んでしまう人のことです。
そのため、自分で自覚していたとしても、なかなか病むことをやめられません。
すべての行動はあなたに対する愛情故のものなので、まずは相手の愛情を受け止めるようにしましょう。
いきなり「重い」と伝えるのではなく、愛されていることに感謝することで素直に意見を聞いてもらいやすくなります。
否定的な言葉を使わない
ヤンデレは不安な気持ちを抱えていることが多いです。
そのため、否定的な言葉を使うと、よけいに情緒不安定になってしまうことがあります。
恋人の精神が安定していないと感じる時には、いきなり否定的な言葉をかけずにその人の状態を受け止めるように意識しましょう。
こまめに愛情表現をする
ヤンデレはちょっとしたことで情緒不安定になってしまうことがあります。
その原因の大半は、相手からの愛情が感じられない時です。
情緒不安定になると、束縛などの行動が激しくなってしまうこともあるため、普段からこまめに愛情表現をするようにしましょう。
そうすることで、ヤンデレの人も安心して生活ができるようになります。
異性の影は見えないようにする
ヤンデレが異性の影を見つけてしまうと、嫉妬の気持ちが強くなって情緒不安定になることがあります。
そのため、異性の友達がいたとしても、できるだけ相手に異性との関係を悟らせないようにしておいた方がよいでしょう。
恋人のことを大切にしたいのであれば、あまり異性と仲良くしない方が安心です。
言葉の裏にある感情を受け止める
ヤンデレが情緒不安定になると、心配するような言動をすることがあります。
これは、恋人を心配させることによって、愛情を試す行動です。
このような言動があると心配にもなりますが、何度も続くと面倒に感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、このような言葉の裏側には、「愛してほしい」「自分の愛情を受け取ってほしい」という気持ちが強くあることが多いです。
言葉を直接受け取るのではなく、その裏で何を考えているのかを想像してみるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
ヤンデレは愛情が強すぎるあまりに、情緒不安定になることが多い人のことを指します。
不特定多数からの愛情を受けようとするメンヘラとは違い、だれかのことを心酔するように愛することが多いです。
愛情が大きいことはよいことなので、恋愛においてはモテる人も多いですが、付き合いが長くなるほど想像できない行動をすることもあります。
そのような時には、相手に寄り添った行動をとるようにしましょう。