「部活をやめたい」時はどうしたらいい?主な原因と、まずやった方がよいことをご紹介します
学生にとって、部活はとても重要なものです。
部活の時間が楽しい時は学校に行くこと自体も楽しくなるものの、反対に部活がつらくなると学校に向かう足取りが重くなってしまうということもあります。
中には、さまざまな理由から「部活をやめたい」と考えている人もいるでしょう。
そこで今回は、部活をやめたいと感じる主な原因と、やめたいと思った時にまずやった方がよいことについて見ていきましょう。
部活をやめたいと思った時にまずやった方がよいこと
「部活をやめたい」と思った時には、頭の中がやめることばかりになってしまって、どう対処したらいいのか分からないという方もいるでしょう。
もちろんやめることで気持ちが楽になって、学校生活自体が楽しくなるのであれば問題ないのですが、衝動的に行動してしまうと後で後悔することになるかもしれません。
そこでここからは、部活をやめたいと思った時にまずやった方がよいことについて見ていきましょう。
やめたいと思う原因について分析する
部活をやめたいと考えているということは、何かしらの理由があるはずです。
例えば、サッカー部に所属していて、サッカー自体が好きでないのであればどうしようもありませんが、部員との人間関係に悩んでいるのであれば、現在の問題さえ解決することができれば部活をやめずに楽しい学校生活を送れるかもしれません。
そのため、まずは自分が嫌だと感じている部分を明確にしておくことが重要です。
自分の気持ちを友達や家族に打ち明ける
一人で悶々と考えていても、ネガティブな気持ちが強くなってしまいがちです。
そのため、自分が信頼できる友達や家族にいま感じていることを話してみましょう。
言葉にして伝えることによって気持ちが楽になることもありますし、冷静に自分のことを見ることができるようになることもあります。
その上、自分のことをよく知っている人から見た意見も聞くことができ、前向きに物事を考えられるようになるかもしれません。
顧問の先生に相談する
実際に部活の状況を日々見ている顧問の先生に相談してみることで、より具体的な対処方法を見出すことができるかもしれません。
これまで多くの生徒を見てきた先生であれば、同じような理由で部活をやめたいと考えた方の話を聞けることもあるでしょう。
部活をやめた後のことを想像する
部活をやめたいと思っている時には、やめれば今の苦しい気持ちがなくなって楽になり、全てが解決だと考えているかもしれません。
しかし、どのような行動にもメリット・デメリットの両方が存在します。
そのため、やめた後にも何かしらのデメリットがあるということです。
まずは冷静にやめた後のことを考えて、どちらの方がよいのか精査した方がよいでしょう。
部活をやめたいと感じる主な原因と対処方法
部活をやめたいと感じる理由は、人によって異なります。
まずはどのような原因でやめたいと思うのかを分析し、それは継続した状態で対処できないのか考えておくことで、万が一やめた後に後悔することを避けることができます。
そこでここからは、やめたいと感じる主な原因と対処方法について見ていきましょう。
人間関係がうまく行っていない
部活をやめたいと考える方の大半が、部活による人間関係に悩んでいることが多いです。
部活の時間は長い上により密接な関係となるため、チームのメンバーはもちろん指導者とも意見がくいちがってぶつかったり、誤解されて嫌な思いをするということもあるでしょう。
多くの場合、人間関係のトラブルはコミュニケーション不足によって生じています。
冷静な第三者を交えてきちんと話をすれば、お互いの誤解を解いてよりよい関係の構築ができるかもしれません。
人間関係の悩みを抱えている場合は、まずは自分が信頼できる第三者に話をしてみることをおすすめします。
過度なプレッシャーがストレス
部活動によっては、競技を楽しむことよりも勝負に勝つことが重要と考えている場合もあります。
そうすると、練習の時も試合の時にも過度なプレッシャーがかけられており、それがストレスに感じてしまうこともあるようです。
このような理由の場合、部活をやめてプレッシャーがかかる場面から離れると、楽しかった思い出ばかりが思い出されてやめたことを後悔する可能性が高いです。
そのため、まずは部活以外の時間の使い方を見直して、自分がリラックスしたり趣味を楽しむ時間を意識してつくるようにしましょう。
自分らしく過ごす時間を増やすことで、過度にプレッシャーを感じることなく今の状況を楽しめるようになるかもしれません。
学業との両立が難しい
部活動の時間が長かったり、練習がハードだと学業と両立することが難しいと感じる方もいるでしょう。
もしも部活自体はできれば続けたいと考えているのであれば、まずは無理なく両立できるスケジュール作りを行ってみることをおすすめします。
自分だけでは難しい場合、担任の先生や顧問の先生にも相談して協力してもらうといいかもしれません。
効率よく自分の望む結果を手にするにはどうしたらいいのか、しっかりと考えてみましょう。
他のことに興味がある
部活動以上に自分が打ち込みたいことが見つかった場合、部活の時間すらもったいないと感じることもあるでしょう。
その場合には、自分の気持ちや部活を続けることのメリット・デメリットを自分の中でしっかりと分析して、その結果に従うことをおすすめします。
自分で決めたことであれば、最終的に納得できる結果を手にすることができるはずです。
まとめ
部活をやめたいと思った時には、衝動的に行動したいと思うかもしれません。
しかし、その時の気持ちだけに従ってしまうと、後で後悔することになりかねません。
まずは自分がどうして辞めたいのかを分析した上で、やめずに今の問題を解決する方法はないのか探ってみるといいでしょう。
自分1人で悩んでいてもなかなかいい結論が出ない時には、信頼できる先生や家族に相談してみると、思ってもみなかった解決策が見つかるかもしれません。
冷静に判断したうえで、後悔のない選択をしましょう。
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