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バイセクシャルの意味は?バイセクシャルの特徴とその他のセクシュアリティとの違い

バイセクシャルの意味は?バイセクシャルの特徴とその他のセクシュアリティとの違い

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近年、LGBTQ+といった言葉を目にすることが多くなりました。

昔は「男」「女」という2つの性が主に使われていましたが、最近はさまざまなセクシュアリティを公表する方が増えており、自分の性に対する選択がより自由にできるようになってきています。

そんなセクシュアリティの1つに、「バイセクシャル」があります。

そこで今回は、バイセクシャルというセクシュアリティの意味と特徴について見ていきましょう。

 

 

バイセクシャルとは?

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バイセクシャルとは、男女どちらに対しても性愛感情がある方のことを指します。

日本語でいうと、両性愛者と呼ばれることもあります。

バイという言葉には、「2つの」という意味があるため、このように呼ばれるようになったと考えられます。

バイセクシャルは、自分の性に対する自認に関しては関係がないので、男性でも女性でもバイセクシャルの方は存在していると言えます。 

 

バイセクシャルと似たセクシュアリティ

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近年は、さまざまなセクシュアリティがあり、その中から自分で解釈することができるようになっています。

そのため、周りからバイセクシャルと見える方でも、他のセクシュアリティだというケースもあります。

そこでここからは、バイセクシャルと似たセクシュアリティについて見ていきましょう。

 

ポリセクシュアル

ポリセクシュアルとは、2つ以上の性に性愛感情を感じるというセクシュアリティです。

この点においては、バイセクシャルと同じですが、ポリセクシュアルの場合は男性と女性という2つの性別に限らず性愛感情を抱く人のことを指します。

そのため、男性と中性を好む方もいれば、女性と無性の方を好む方もいます。

 

 

パンセクシュアル

パンセクシュアルも、バイセクシャルやポリセクシュアルと同じように、2つ以上の性に性愛感情を抱くセクシュアリティです。

バイセクシャルと異なるのは、すべての性を好むという点です。男性、女性、中性などに関わらず、すべての性を選択している方が性愛感情を抱く対象となります。

 

バイキュリアス

バイキュリアスは、バイセクシャルと同じように男性と女性の両方に性愛感情を抱くセクシュアリティのことです。

しかし、バイセクシャルと異なるのは、自分で両者を好むと自認しているわけではないという点です。

バイキュリアスの方は、男性・女性の両方に興味があるという状態ということになります。

 

バイセクシャルと自認する理由

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現在はさまざまなセクシュアリティがあるので、自分はどれに該当するのかよく分からないと感じる方もいるでしょう。

特にバイセクシャルはたくさんあるセクシュアリティの中でも、自分の性自認とは関係ないので、判断が難しいという方もいるようです。

そこでここからは、自分でバイセクシャルと自認している方は、どのような理由で自認することができたのでしょうか? 

 

どちらの性にも魅力を感じるから

バイセクシャルの方の自認のきっかけで最も多いのが、どちらの性にも魅力を感じるというものです。

恋愛に性別は関係ないというよりも、男性でも魅力的な人がいて、女性でも魅力を感じる方がいるというものです。

どちらともに恋愛的に惹かれることから、自認したという方もいるようです。

 

過去にどちらともつき合ったことがあるから

バイセクシャルの方の中には、男女両方の性の方とつき合った経験から、自分がバイセクシャルだと認識したという方もいるようです。

男性のバイセクシャルの方の場合、男性と付き合ったことがあって自分のことをゲイだと思っていたけれども、女性にも性愛感情を感じることによってバイセクシャルだと気付いたというケースもあるようです。

 

 

中性の人を好きになったことはないから

バイセクシャルは、男性と女性の両方に愛を感じる方のことを指します。

そのため、この2つの性には魅力を感じるけれども、それ以外の性自認の方に性愛感情を抱いたことがないという事実から、バイセクシャルだと自認した方もいます。

中には、その他の性を好きだと感じているけれども、あまり名前が知られていないのでバイセクシャルと名乗っている方もいるようです。

 

バイセクシャルの方が抱える悩み

バイセクシャルは、簡単なようで複雑なセクシュアリティとなっています。

そのため、誤解されることも多くあるようです。そこでここからは、バイセクシャルの方が抱えることが多い悩みについて見ていきましょう。

 

誰でもよいと勘違いされる

バイセクシャルは、2つの性を好むセクシュアリティのことです。

そのため、軽いというイメージを持っている方もいるようです。

しかし、バイセクシャルはただ恋愛対象が男性と女性の両方というだけで、すべての人が軽いわけではありません。

 

カミングアウトが難しい

バイセクシャルの場合、性自認は別になります。

そのため、なかなか伝わりづらく、カミングアウトが難しいと感じることもあるようです。

また、どちらかの性の方と結婚しても、バイセクシャルでなくなるということはないので、カミングアウトしたことによって相手を不安にさせてしまうことを心配する方もいるそうです。

 

 

バイセクシャルの方との向きあい方

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自分がストレートの性を自認している方の場合、バイセクシャルの方とどのように向きあったらいいのか迷ってしまうこともあるようです。

そこでここからは、バイセクシャルの方との向き合い方について見ていきましょう。

 

アイデンティティーを決めつけない

バイセクシャルの方の中には、同性同士の結婚を選ぶ方もいます。

しかし、それだけを見て「レズビアン」や「ゲイ」だと決めつけないことが大切になります。

セクシュアリティはその人自身の自認の仕方によってさまざまなパターンがあるため、相手の自認を尊重することが大切です。

 

セクシュアリティを決めつけない

セクシュアリティにはさまざまな種類があり、自分の自認によって変わります。

そのため、周りが勝手にカテゴライズして呼ぶことは避けた方がよいでしょう。

LGBTQ+のコミュニティの中でも、呼ばれ方は自由となっており、どう呼ばれたいかは人によって異なるので、注意しておく必要があります。

 

男女に対して同じように魅力を感じるわけではない

バイセクシャルだとカミングアウトしている方に対して、両方に同じように魅力を感じると考えている方もいるでしょう。

しかし、どのような点に魅力を感じるのか、どちらの方に強く魅力を感じるのかという点は、人によって異なります。

周りが勝手に決めつけないようにした方がよいでしょう。

 

 

バカにするような呼び方はしない

複数のセクシュアリティが認められるようになってきたのは、近年のことです。

そのため、周りの人もまだ理解できていないことが多くありますし、誤解されていることもたくさんあります。

そのことにより、傷ついている方もいるようです。

相手と友好な関係を築くためにも、バカにするような呼び方等は避けるように気を付けましょう。

 

まとめ

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いかがでしたか?

バイセクシャルとは、2つの性に対して性愛感情を抱く方のことを指します。

セクシュアリティはグラデーションとなっていますし、まだどのように認知したらいいのか分からないと感じる方も多くいるようです。

しかし、セクシュアリティは個人が自由に選択することができるので、自分も選ぶことができますし、相手の性も尊重することが大切です。